メメント・オレの生存記録

メメント・オレの生存記録

オレが生きた証を残したい。

『君たちはどう生きるか』を観てきた話をしようか…

どうも、映画にいくやつは意外と野心家?メメント・オレだ。

 

今日は、この夏一番話題になっている映画を見てきたのだ!

そう、これや。

 

www.ghibli.jp

 

勢いあるユーザー登録数だね。

俺がちなみにこの作品を知ったのはこの前の『怪物』観に行ったときに、なんか鳥いるけど、なんなん??って思ったぐらい存在感なかった(笑)

でもテレビでの「広告しない戦法」を聞いてからは一気に見たい欲求が高まった今に至るわけさ。ジブリブランドはそれほどすごいってこと。

 

※本編からは少々のネタバレがあります。ご注意を。

 

チケット購入編はどうするのか

セゾンの割引が今月分残っているので申請を二回した。

その理由は父親と映画見ようかなっと思ったから、まだ行くかは聞いてないけど、俺が行くといえば大概行く人だから。まぁ、行かなくても、俺は別の映画見る予定あるから御の字だけど。

今回はTOHOシネマズのTCチケットを購入。

 

事前に申請しとけば4ヶ月は期限あるのですごい便利だなって改めて感じた。

2023年7月23日の15:30~17:50の『君はどう生きるか』のチケット購入。

 

いざ映画館へ!

事前準備は済んだことだし、当日は家出るまではずっとゲームしてた。

FF7リメイクのハードモード配信挑んでたら、やたらボスが強くて出発時間遅れた……

しかも、休日だから道路混んでるしオワコン。

 

君たちはどう遅刻するのかってワードが頭によぎった。

車で向かったが、間違えて109シネマズに行ってしまった。

映画館のお兄さんに聞いたら「あれ、、、もしかして劇場違いますね…」

 

その言葉を聞いて、父親と一緒にTOHOシネマズ川崎に直行。

上映の予定時刻は過ぎてたのでどうするか、焦ったけど、自動発券機の横で受付あって

その時に女神がいた。そこで、名前と登録した電話番号を伝えたらすぐ二人分のチケット発行してくれた…

すぐに事態を察してくれて助かった、そしてインカムで案内してくれた。君も映画館で生きているんだね。

 

開始、30分遅れですね。

CM見たいのも流れると考えて実質20分遅れかな??

ライブビューイングとは違うからどうなのだろう。

スクリーン5の扉を開け、暗い中、入っていく。

赤い光を頼りに空いている座席を確認しスッと着席。

 

映画本編(ネタバレあり)

ここからは拙い文章ですが、俺が観てきた話をできればと。

ネタバレ嫌な人はブラウザーバッグで、興味ある人はそのままどうぞ。

 

最初に観シーンはラピュタのパズーをより精悍な顔立ちと性格にしたような少年(マヒト)が頭に石を叩きつけているシーン。

血がドバドバでてきた。

 

え、駿。。そんなにグロイの大丈夫なん??

だが、映倫によると誰でも見れるG指定。

俺的にはR15でもいいような区分だと感じた。

だって、あんなに血が流れるの最近のアニメでもあまりみないよ。

 

次に、その傷を手当しようと付き人=使用人の婆ちゃんたちが出てくる。

5人ぐらいいるんだけど、このおばあちゃん達が生き生きとした表情で、千と千尋の神隠しの湯婆婆が分裂したみたいな感じなんだよね。

 

マヒトの父親(経営者)が様子を見に来るシーン。

俺は事前にこの役が木村拓哉が演じてることはテレビで知っていたので、この父親が一癖のあるやつだって出てきた瞬間感じた。息子のことは考えているけど、どこか的はずれな感じが今どきの現代社会の親子像のちぐはぐ感を演出してるのかも。

 

魅力的で不気味なアオサギ

この後にアオサギが登場する。

ほんと、この役を菅田将暉が演じていたって思うと鳥肌ものだよ。

それぐらい、鳥にしか聞こえない声で、カメレオン俳優ならぬ鳥頭俳優で良いのではと思った。

 

空飛ぶシーンや餌加咥えたり、水面をコミカルに歩くシーンはジブリ特有のアニメーションで表現されていて、やっぱジブリだなってここで初めて再認識した。

 

アオサギ「母君のご遺体を見ていらっしゃらないでしょう。あなたの助けを待っていますぞ。」俺は忘れやすいからウィキから引用したけど、このセリフも普通じゃない生物だなぁって印象付けされるから、この言葉を考えたのも駿なのかな??

魚やカエルたちに全身を包み込まれるシーンも圧巻。

これは千と千尋の顔なしや先日金曜ロードショーでも放送された『もののけ姫』でも見られるような名物シーンなので、これはこれはジブリジブリって思ったわ(笑)

 

父親の嫁失踪

父親の再婚した嫁はナツコというのだが、突然失踪したのだ。

どうやらナツコは曰く付きの洋館に向かったようで、マヒトは使用人のキリコと後を追う。洋館の中に入ると扉がガガガガガガッと閉まり、アオサギが飄々に登場。

更に中に進むと、ソファーの上に女性の姿がこの女性が、ナツコか実母のヒサコは曖昧なので詳しくは劇場行って顛末を見てくれ。

 

下のセカイ

ここからは駿特有の異次元のお話だ。

下の世界と呼ばれいるが、大海原の中に島があり、デカい扉が出現。

すると、ペリカンたちが登場し、その扉めがけてマヒトもろとも押し進む!!!

 

そのピンチを救ったのは快活でパワフルなキリコ。

声優は柴崎コウだ。はまり役だねぇ。

 

そしてなんだかんだあり、可愛いマスコットキャラが現れる。

わらわらだ。

わらわらは人の生まれ変わりになるような存在で、キリコはその手助けのようなことをしている。ワラワラは魚などの食べ物を食べると膨らんで空を飛ぶ。そして、夜中になると、続々と膨らんで飛んでいく。

 

これが食物連鎖

わらわらが無事天まで高く飛んでいけば異世界転生成功って感じだが、そんなのじゃ物語にもならない。

ペリカンがワラワラを飲み込む。

いやーーーーペリカンに悪意はない。生きるためだ。

命というのは一瞬で堕ちるそれが垣間見えるシーンだね。

ようやく、ここでタイトル回収って感じ???安易だけど。

 

炎属性の娘

だめ!!!このままじゃワラワラのライフが0よ!!マヒト!!!(某カードゲームアニメパロ)

 

そこに、一筋の炎の花火が打ち上げられた。

ヒミちゃん見参!!!

声はあいみょん

 

たちまちペリカンは退散。

 

傷を追ったペリカンの最後

マヒトは夜に小便をしに、便所に行った帰り、瀕死のペリカンに遭遇。

自分たちがなぜワラワラを食べるのか、色々話して眠りにつく。

マヒトはアオサギと一緒に土葬をする。

 

インコ軍団との対峙

キリコには一旦別れを告げ、ナツコ探しに戻る。

ナツコがいそうな場所に目星をつけ、とある小屋へ。

そこは可愛らしくコミカルなインコが住んでいた。

 

だが、その見た目とは裏腹に人間を食うようだ?

ナイフを隠し持つ仕草は可愛いが。

 

捕らえられそうになるが、ヒミに再び助けられ、ナツコは石の塔の産屋にいる情報を教えてもらったのだ。

ようやくナツコに会えたが、不思議な力によって二人共気絶してしまった。

またもや囚われの身となる。

 

爺さんとの対峙

んで、なんだかんだあって、石の塔の主と遭遇。

大叔父様と呼ばれている。

おじいちゃんは積み木で遊んでいて、それがセカイを創造しているようだ。

 

話は少し飛んでインコにはボスがいる。そう、インコ大王だ。

こいつがすごくかっこよくてたくましい。

ジブリってほんとキャラクターの創造性富んでるなぁって感心したわ。

剣で橋を崩すシーン、よくできてたわ。

 

そして、インコ大王はこんな石の積み木で我々の命は転がっていたのかと激怒。

積み木を粉砕する。セカイが崩壊し始める。

 

最終幕

この辺は実際はかなり長いので割愛します。

すごいキレイなセカイなので、それだけでもココロが洗われますね。

 

最終的にはマヒトは現実世界に戻り、アオサギはどこかに行き、ヒミちゃんも元の世界に戻り、ナツコは子供(ぽにょみたいな顔)を産んでめでたしめでたしって感じで終わる。

 

終わり方は賛否両論???

遅刻して観た割にはすごく長く感じた、斜めに座ってみていたから筋肉吊ったわ(笑)

んで、最後の終わり方は唐突だったのが一番衝撃だった。

一気にスカイブルー一色がスクリーンを覆う。

 

米津玄師の『地球儀』が流れる。

キレイな歌声やな―って惚れ惚れ。

ジブリへの恩返しってテレビのインタビューで応えてたけど、熱意が伝わったわ。

 

BGMについては概ね、久石譲が担当しているが、こちらもとにかく美しい。温かいピアノって表現があってるかな?和音が混じりなくキレイ。

 

俺はこの映画ではな泣かなかった。

テレビでは泣いていたファンもいたが、ものすごい熱心な人なんだと思った。

でも、清々しい気分にはなった。

 

俺がこの映画で感じたことはありきたりな人生でもいいじゃないってことことかな?

だから、あんなに唐突に終わらせられたんだって。

 

それから、もう一つの考察だと、スカイブルーが空=天国。

突然死ぬ命もあるってことかな?

動物が良い例だ。交通事故で死んだ動物なんて何百匹いると思うのか。

人間はまだ抗えるすべがあるが、動物にはそれができない場合もある。

 

生きようぜ、強く。

自殺は以ての外??死んじまったら考えられん。

まぁ、俺は死ぬときは自分の山でひっそり死ぬと決めている。多分。

 

あとがき

映画鑑賞後に父親に感想聞いたら「早すぎて、よくわからないね」だった。

還暦を越えた人間に宮崎駿の脳に追いつくのは常人では難しいのかもしれん。

父親の人生に、面白さを加えられて良かったと個人的に思っている。基本、ゲームしかしてない親父だからな。

 

この画像の食品は駐車場代浮かせるために買ったものたちだ。

この鳥のワンカップ買うのは乙でしょ??

上に写ってるのは姪の手。

この娘のために最近は生きてると言っても過言ではない。

いつか一緒に映画見に行こうね♪

 

帰宅後にネット検索してたら、すでにウィキあって流石に草すぎた。

まだ追いついてない出来立てほやほやや。でも、ほぼネタバレしてて、、

君たちはどうネットで伝えるかになっていたね(笑)

 

ja.wikipedia.org

 

みんなも、この機会にどう生きるか考えに映画にいくのはどうだ???

ま、現実はそんな甘くないぜ。幸せの尺度にもよるがな。

でも、おれはこれを見て生きるのってやっぱ大事だなって思った。

じゃ、またな。