どうも、メメント・オレだ。
突然だが、映画を見るのに、みんなはどれぐらい払える?
一般的な料金は値上げもあり、今では1000円~2000円が妥当だろう。
しかし、それの倍する映画館が世の中には存在する。
それがここだ。
今日は休日にプレミアムな夜を過ごしたオレの記録を振り返っていこうか。
観に行った経緯
オレはそもそもこの原作の漫画のファンで全巻Kindleで買っているほど好きだ。
で、最近に映画にハマりだしたからどうしても、観たかった。
そいで、東京でいま上映されてるのが、この劇場しかなかったから、ここに決めたわけだ。
値段はAクラスとSクラスの2種類あるのだが、Sはなんと6500円!!!
なんで、そんな高いんだと思い、調べると、併設されてるバーが無料で利用でき、座席も一番いい位置で観れる位置で、少し設備が充実してるとのことだ。
シート自体は全部プレミアムシートなので、当日映画館で酒を呑む気はしなかったオレはAクラスを選んだ。いきなりSはよっぽどの金持ちじゃないと無理。
下のような注意書きも書いてあった、要は場所代込ってことか。
※上記チケット料金にはウェルカムコンセッション含むその他サービス料金が含まれています。(CLASS S:2,500円、CLASS A:1,600円)
109シネマズプレミアム新宿までの道のり
オレはいつもバイク行動なので、車や電車の人は次の項目へ進んでくれ。
新宿区立新宿駅新南口路上オートバイ専用駐輪場
〒160-0022 東京都新宿区新宿4丁目1−1
ここが、オレも贔屓にしている大型バイクも停められるナイスな駐輪場だ。
何が良いって最初の2時間は無料でその後はたったの100円で済む決済はSUICA使えるからApple Payで払えるし。オレは私用があって、昼過ぎから新宿にはいたけど、深夜の0時まで停めても800円で済んだ。
時刻は22時12分。東急歌舞伎町タワー到着。
休日の新宿の人の多さやばー!!!
東京の人間を全て集めたような感じ。この日は暑かったよーーー
ちなみに映画館までの過ごし方としては、俺はクレーンゲームしたり、タイトーステーションで音ゲーしたりしたよ。食べ物だったら、サイゼが近くにあるからそこが、一番コスパ的にはいい。回転率早いから順番もすぐ来るし。
これぞ、歌舞伎町って感じで思わずパシャリ。
金魚浮いてんぞ(笑)ぱーりない。
ゴミをアートにする。それがかぶきちょー。
キレイにする気ないやんけ。
なんとナムコも併設している、映画館とゲーセンは密ですね。
ネオン街さいきょー。
エレベーターあるけど、全く来る気配ないから素直にエスカレーターいこう。
写真は撮ってないけどSAOとのコラボがザ・トーキョー・マトリックスってVR体験できるところで行われてるみたい。
おれはこのブログを観てくれた人にいい情報を届けたいというのモットーだから色んな情報を垂れ流すぜ。
パリピエスカレーター。人が居ないときはゆっくり動き、感知したら早くなる最新仕様。青色がクールすぎてやばい。外人さんも映画館にたくさんいたな。ワールドわいどやんけ。やっぱ、東京ってすごいな。こんだけ充実してたら旅行しても飽きんやろがい。
109CINEMA PREMIUM 潜入
見た感じ、洒落てるね。シアター5は10Fなので意外と時間かかるよ。
このサイネージのゲートにインターネット購入したデジタルチケットのQRコードかざせば通れる。事前にURLをカレンダーとかに登録しておくと便利。
薄暗がりを進むとラウンジと案内板が現れる。黒のリッチ感。
先日みた、「君たちがどう生きるか」「東京リベンジャーズ」も上映中だ。
んで、これが噂の『THE BAR』
いつかは呑んでみたいね。来てる人もお金持ってそうな人多かった。
オレはブログ用に写真撮ってたから浮いてたわ(笑)
我が道を通すのがオレの流儀。
ウェルカムコンセッションであるおつまみ提供場所。
新しいからピカピカの木目天板。
Aクラスでも無料の飲食サービスが受けられるのは良いところ。おかわり自由。
ドリンクはセブンアップ、ポップコーンはキャラメル味を選択。
美味しそう!どっさりてんこ盛り。
ストローとお手拭き付き。ストローは使わんかったけど。
映画上映の1時間前から利用できるラウンジはこんな感じ。
ショーケースにフィギュアが飾られてて、ソファーふかふか。デザインテーマが「とき」「おと」を楽しむ”TIMELESS MODERN"ということなので、洗練された現代アートが印象的。
これは『彼方と面影』というタイトルのアート。
井上藍というアーティストが2023年に手掛けたもの。
まさか女性の人だったとは思わんかった。もっと職人みたいな人が作ったと思ってたわ。
一番、よくできると思ったフィギュア。
オレの持ってるフィギュアでも5万ぐらいが最高だから、服装や傘の作り込み具合からしてそのぐらいかと思ったけど豆魚雷で売り切れてる、これかな?
ヨーロピアン調のソファーもいいね。
これはデートにいいかも。インスタとかにも映えそうだから、来る価値はこれだけでもある?そもそも間接照明の配置がオシャレ。
故、坂本龍一氏の遺作が聴ける映画特集もありました。
この劇場の音響は全て坂本龍一氏が監修している「SAION -SR EDITION-」も魅力の一つだ。
この劇場自体が遺作といえばそうなのだろう。
そんな天国の龍一さんにはこのお花を送りたいと思う。
上映10分前
映画のメインポスター!!!かっこいい。
座れる時間になるとNOW SEATINGって表示されるのか今知ったわ。
手ブレポップコーン(笑)。ちゃんと置くスペースあるのいい!
肘掛けのクッションいいよ。脚元は広々していて、この前行ったTOHOシネマズの一般席とは段違いだ。
座席はB‐5。ドリンクフォルダー。
シート後ろの撮影するの忘れたけど、リクラインニング可能でゲーミングチェアより良かった。オレも家にスペースあればソファー欲しいわ、ほんと。
カバン置き場。
ショルダーぐらいなら置けるけどリュックは若干きついかも。
まぁ、最悪抱えて見れるぐらい座席ゆったりしてるから問題はない。カサカサ音さえださえなければ。
これがオレの座席からの目線、ちょっと前過ぎたわ(笑)購入する座席間違えたかもって感じた。A席だったらより顔を見あげんといけならいからきつそう。
このことから、俺が選定してたベストな座席はAクラスだとF4-5,E4-5がオススメしたい。THEATRE5の場合な。
ここで番宣や映画のお約束が21:50から流れ始めた。
座席蹴らないで!ってシーンでは蹴りの効果音がリアルでワロタ。
映画泥棒乙。この時点で音響すごいなって体感した。前列の特権だね。
そして、会場が暗闇に包まれる。
ブルージャイアント鑑賞
俺は率直に感想をピンポイントで書いていく。
ネタバレある程度伏せつつ書くが、オレの書くことがもうジャズなんだっていうぐらいの勢いで書きたい。
冒頭は冬に河原で主人公の宮本大がサックスを吹いているシーンから始まる。
え、ここから始まるの??って初見では思ってしまった。でも、あとからその理由は分かる、ほんと良く考えられた構成だったって。
野良猫も通り過ぎるが、この生き方もジャズってんな。
大の兄貴や妹に別れを告げ、仙台から東京にバスで移動するシーン。
おにぎりをむしゃむしゃ頬張るところが大っぽい食べ方演出していて好きなシーンの一つ。
そして、東京でのパーソナルスペース(練習場)の新たな河原を見つける。
ここで吹くべ。世界一のジャズプレイヤーになる。なる。なる。
劇中の挿入歌は全部Spotifyで聴けます。
事前に聴いておくと、ここでこの曲が流れるのか痺れるぜ!!!ってなりますね。
聴いてなくとも、この劇場で聴く音は鳥肌ものなので。
そして、ジャズバー「TAKE TWO」でアキコさんと出会う。天気で選んだレコードを大が見事当てる。これ見れたのも良かった。映画では漫画の中の箇所がカットされるところがいくつかある。メインのシナリオ進行に必要なのところはちゃんとある。
才能っしょ。
ピアニストの沢辺雪祈や後にドラマーとなる玉田俊二と出会い、物語は次第に動いていく。この映画の凄さは声優さんのマッチ度がすごい。
大役の山田裕貴は俳優だけど、まさか、あの声をこんなイケメンが演じていたとは驚いた。声優経験はそこまでないが、原作は読んでるらしく、本当に宮本大って思った。
映画後半でライブの演奏中に雪祈煽ってYEAHっていうシーン、痺れたぜ!
他にもACTの天沼に食って掛かるところ好きだぜ。
雪祈役は俳優の間宮祥太朗。この人は声優業は全く経験がないっぽいが、いや、、、、
雪祈まんまやん!!!語尾の~ですからとか特徴捉えててやばいよ。
「大……お前さ一回◯ねよ。」はキュン死。
玉田役の岡山天音。この人も同じく俳優だけどみんな経験全然ないのに、キャラに合うキャスティングでどうオーディンションしたんだろって思ってしまうわ。
牛丼のフル充電シーン最高!
そんな裏話は公式ホームページのコメント欄にありました。
今をときめく豪華なお三方に、主人公たちの声を演じてもらえる事になりました!山田裕貴さんは朴訥で芯の強さを秘めた大の声を、間宮祥太朗さんにはイケボで圧と繊細さを併せ持つ雪祈の声を、岡山天音さんには感情豊かで10代らしい等身大な玉田の声を演じて頂きました。全員違って、全員良いです!
http://www.humanite.co.jp/actor.html?id=13
回想シーンのタイミング
所々で、漫画にあるような回想シーンが流れるんだけど、それも絶妙なタイミングで流れるからものすごくよく考えられてるわ。これがないとブルージャイアントじゃないだろってシーンだからちゃんと取り入れていて流石。
あとはこれまでの仙台にいるときの様子を回想のような形で表現してるシーンもなかなかよかった。
監督の立川穰は最近だとコナンの監督もやってるのか。
音楽について
いやーーーほんとすごい。
それだけ。
ブルージャイアントの映画をここで観れて聴けてほんと良かったって思った。
なんだろう、本物を聴くってこうことなのかって浅い感想かもしんないけど、それしかないもん。そういえばN.E.Wってエヌイーダブルって言うのね。
上原ひろみの演奏がすごい
雪祈が大に枠組み(スケール)から外れなければ、どんなに弾こうが問題ないって言うようなシーンがあるんだけど、かっこよかったわ。
最後までほんとすごい(詳細は言わんが最後!)
もはや、人間を超えた動きで草。これが10年前って今はどうなってんだろう。
健在で草。ほんと、ハイスピードなアートコア過ぎて好き。
大の吹いてる人だれ?
馬場智章/ Tomoaki Baba
映画の音圧で聴いてからYOUTUBE音圧聴くとショボく感じてしまうけど、そのメロディーラインは大だ。最後に感謝言う人柄も大っぽいね。
ドラムは誰?
石若駿 / Shun Ishiwaka
ほんと、玉田のラストソロシーンすごかった。最初はゆっくりペダル踏んでどうした?って思ったけど、そこから怒涛の手と足さばき。
玉田同様、ものすごい努力型ってのが分かる動画。
そりゃ、玉田採用になるわな。採用というよりはなるべくして玉田って感じ。
あとはモデルの人は分からなかったけど、川喜田のギターもかっこよかった、あれを大音量で聴けたわは良かった。
アニメーションについて
正直、一番賛否が分かれるところだと思う。
この作品は漫画モチーフの線画を動かしてアニメーションしてるのが大半になるんだけど、演奏シーンの一部は3Dモデリングされた人物を使用している。
俺は、要らないと感じた。序盤の雪祈の演奏シーンがトロく感じてしまったからだ。
作画でのアニメーションだけで全編行っても良かったっと思う。
もし、良いところ挙げるとするなら、一番色の表現幅がすごいあるシーンがあるんだけど、そこのシーンがより映えることに繋がったってところかな。
あとがき
映画の上映中の過ごし方としては、大の演奏中or玉田のドラム叩いてるときにポップコーンやドリンク補給するのを非常にお勧めします(笑)
咀嚼音が掻き消されるぐらい爆音なので、それ以外の場面では絶対動かないでください。飲食も絶対禁止、それぐらい吸音性すごいところなので。それは多分映画始まった瞬間の静けさで気づけると思いますので(煽り雪祈)
興行収入10億円、フィルマークスの初日満足度ランキング第1位は伊達じゃない。
俺の人生の見た映画の中で一番感動しました。
オレは玉田の成長の過程や雪祈のあの出来事を乗り越えるところなどで4回ほど目頭が熱くなりましたね。
ちなみに拍手OKみたいだった。知ってたらしたかったけど、多分劇場でアナウンスしない限り無理じゃない??
劇場内はちらほらカップルや独りで見に来た人いてたけど、俺はその勇気はないっちゃね。
写真下手でごめんね。涙で潤んでピントズレたわ。帰りの道中に残りのポップコーン食べながら歩きました。クソ余ったわ(笑)意外と二時間経っても食べれるもんだね。この長いスパンのエスカレーターが役にたつとは。
プレミアムと謳いつつ、ポップコーンの詰め袋もないところは評価☆-1ですね。それで一流を名乗るのですか???(平支配人感)
まぁ、それを引いたとしても、この劇場は4500円の価値はあったかな。
109シネマズプレミアム新宿、いつかはまた訪れたいわ。
ちなみにここ新宿や新橋はブルージャイアントの聖地でもあるらしい。
映画の帰りに友達と訪れてもいいかもね。まぁ、ぼっちでも楽しめるよ…
この人のブログ面白かったな。
実際に行ってて行動力あるなって。
https://www.kurakurakurarin.com/entry/bluegianttokyo
新宿でキラキラ夜景や飲み屋で戯れる人間を見ながら、俺は独り黙々と鑑賞とものすごい燃え尽き症候群の感傷(俺何したいんだろうって絶対想い耽けるよ…)にしたりながら帰りましたとさ。ヘルメットの中で鼻歌歌ってたらもらい泣きました。
あの帰り道のポップコーンの味と少し強い風が吹く吹くなかバイクを疾走させてたことは忘れない。
じゃ、またな。良いモノに出会おうぜ!