メメント・オレの生存記録

メメント・オレの生存記録

オレが生きた証を残したい。

メメント・オレの映画レビュー『怪物』

どうも、メメント・オレです。

 

今日は映画館に行く理由ができたので6兆年ぶりに映画館に行ってきました!

観た映画は『怪物』

 

gaga.ne.jp

事前情報は瑛太が出るってことだけとそのインパクトのあるタイトル名に惹かれました。なんでこの映画にしたのかというと、下世話な興味で弟の永山絢斗の報道があったから、あとはスパイダーマンや海外系の映画はそこまで興がなく、スラムダンクとマリオもなんか違うかなって消去系で。

 

最大の理由はまた別記事でも書くかもしんないけど、映画を1000円で観れるようになったからです。

 

ちなみにオレは邦画として、見るのは。。。君の名は。以来です。7年ぶり?あれはアニメチックなので、もしそうなると初めての邦画かもしれません。大体が金曜ロードショーなので。映画って独りで行くものじゃなく皆で見るものみたいな固定観念があったからボッチの俺には縁がなかったんだよね。

 

とりま、オレスタイルで記事を書いていくぜ。

はじめに言っておくと、何の情報もなく、この映画は見たほうが絶対良いです!

映画を見た後にオレのブログに遊びに来てくださいな♪

 

※この記事は怪物級のネタバレを含みますので、ご注意願いますように、一回しか見てないので時系列が変なところもあるかもしれないですがご了承ください。

 

どこで観たの?

今回選んだ劇場はこちら↓↓↓

www.cinemasunshine.co.jp

なぜ、ここかというと、シネマサンシャイン系列の映画館でしか優待は受けられないからだ。

そして、バイクで向かいました。

平日なので空いてましたね。

 

ここの凄いところはドンキとパチンコ屋とゲーセンと映画館が総てこの建物内にあるということ。そして、隣には競艇という遊び人の聖地かなって思うほど。

 

結構でかいタイトーステーション

エスカレーター越えたらすぐにショーケースにプライズ品が展示されてました!

ウマ娘推し!!!

 

そして、目的地の4F。怪物がおるやんけ。

このラインナップを見て分かる通り、オレ向けなのが怪物なのがお分かりだろう。

 

映画の開始が12時30分なのに早めに着いてやることないので下の階に戻る。

クレーンゲームで何かないかなぁって探してたら犬がいるやんけ。

店員さんに配置換えを頼んでいざ挑戦!

 

可愛いいいいいいいい!!!!

つぶらな瞳のビーグルを仲間にした。

しかも100円一発取り!!吉日やんけ。

でも、この可愛さは100円スマイルではなく満点だ。

 

バイクのキーホルダーにしたらストラップ自体が軽いので、スピード出すと体浮くとこも可愛い。

 

上映前の緊張と腹ごなし

だが、100円で浮かれていても映画館の悪夢の料金体系からは逃れられない。

ホットドッグとカフェラテを注文。

お値段は830円だったかな。

まぁ、昨日クレーンゲームで4000円(映画4回分エ…)負けてるから、それに比べたらって感じだけど、ほんと100円ビーグルがなければ人生のどん底だったよ(笑)

葉山のアウトドア系の小さな情報誌があったから読んで時間つぶした。

雑誌もゴミ箱に捨てる怪物ぶりを発揮。

 

これが購入したデジタルチケット。

時間になったら劇場の入り口でピッってかざすだけでいい。

10分前から出入りできるぞい。

 

IKEAカラーに染まった壁と扉。ここがシネマ5か。

 

サムネイルの怪物ポスター。

ちなみにエンドロール流れるまで是枝裕和監督が作ってる作品とは知らんかったわ。

瑛太と少年たちとタイトル、ほんとこれだけの情報しか知らん。

 

これがG7から見える映画館のシアター内の景色だ。

なぜ、この席を選んだかオレはゴルゴ13のように後ろに人がいるのが嫌いだから。仮に後ろの座席の人が足伸ばしたついでに座席軽く蹴られても嫌だから、それを考慮するとここになる。

 

んで、通路に面してる利点は、片側が圧倒的に広く使えるメリットがある。デメリットは人が通るたびに立ち上がらないといけないが、平日は人が少ないガラガラだからそのデメリットは消える◯。陰キャぼっちは必ずここを選ぼう。

 

結果的には選んで大正解だったわ。

 

個人的に気になった番宣の映画は東京リベンジャーズとキングダム 運命の炎かな。

やっぱり、音の迫力が違うよね。映画だけに専念するその空間も素敵やん。

ここからは一切画像無しで文章のみでお送りします。

 

怪物始まる‐冒頭

暗闇の中からのサイレンが鳴り響く。どうやらビルで火災が発生したみたいだ。

母親役の安藤サクラと麦野湊役(少年)の黒川想矢がベランダに出た。

母親は「がんばれーがんばれー」って遠くにいすぎて聞こえもしない消防隊員を大声で応援する。この様子から、一癖ある性格なのは分かった。

 

一方、湊くんはパピコをちゅーちゅー吸い食べつつ、母親にも半分こしてあげる優しさをみせる。

 

そんな微笑ましい会話の中でふとこんな質問をする湊くん。

 

「豚の脳を移植された人間は、人間でしょうか、豚でしょうか」

この時点でオレはこの子が怪物で何かとんでもないことをするんじゃっと推理してました。

 

舞台は長野県諏訪市

この映画の特徴でもあるんだけど、場面切り替えのときにダムや諏訪湖など、観光スポットが多く写っていたのが印象的だった。非常にキレイなので飽きない。

 

www.suwafc.com

 

一旦火災の話は置いといて、

母親が小学校に登校する湊を明るく送り出した、どこにでもある家族風景だなって。

母親の仕事はクリーニング屋でのパート。仕事に一生懸命に取り組んでいるなぁって。

帰ってくると仏壇に手を合わせる二人の姿が。

 

そう、普通の家族かと思っていたら父親はもう他界していて、シングルマザーの家庭だったのだ。

何が普通か?これはこの映画にとってかなり重要なテーマになるので覚えてほしい。

 

そして、ある日、母親が帰宅すると風呂場の前に乱雑に切られた髪の毛が落ちているではないか。湊少年が自分で切ったようだ。そして別の日には靴が片っぽうしかないまま帰宅。そして水筒のなかには砂利が入っていたり、そして鼻や耳の怪我…日に日に変になっていく息子の姿。

 

これはもしかして、いじめに巻き込まれてるんじゃないか???と疑う母親。

 

そして、突然の失踪事件。

ママ友から最後に見かけたという森の中の廃電車の跡地に車で向かう母親。

ここのカメラ描写が運転する側を後ろ側から撮影していて非常に臨場感がありましたね。

 

何かを叫ぶ少年。

最初は何叫んでるか分かりませんでしたが、他のブログをみたところ

「怪物だーれだ」って言ってたみたいです。納得。

 

そして、車で帰宅途中にまたもや事件が!!

いきなり外に飛び出す湊くん。

やっぱり精神的におかしい子供だからこの子がそういう意味で怪物なんだ!

んなわけねぇだろ!(唐突なテニス界の怪物:松岡修造)

そんな簡単なら映画になりません(笑)

 

病院で応急手当を受けて、よたよた歩きでしたが大事にはならなかったようです。

ホッとしました。そして、母親にこんな質問をする湊くん。

 

「湊の脳は豚の脳と入れ替えられた」

母親は誰にそんなことを言われたのと問いただす。

「保利(ほり)先生」

そう、学校の先生に言われたようだ。

鼻や耳の怪我も先生にやられたらしい。

 

ブチギレる母親

学校に抗議しにいくと、校長先生の部屋に案内された母親。

校長や教頭、他の教師陣も集まり、「息子はこんなことをされたんです!謝ってください!!!」謝罪を要求する母親。

 

教頭はお笑い芸人の東京03角田晃広。いい味だしてんだよなぁ、転職したのって思う程(笑)

校長は田中裕子。この人の演技力やばい、、、もう少しで70歳にぐらいになるらしいけど、末恐ろしい婆ちゃんだなって感心した。

 

そして、ついにここで満を持して瑛太が登場!!先生役だったのか!!

しかし、いつものかっこいい俳優像とは裏腹に弱々しくちぐはくで素っ気ない謝罪ですませる保利先生。

 

えっ?????それだけ???

もっと言うことあるでしょ????

これには母親も疑心暗鬼に。

 

校長にも質問してみると機械のような回答しか返ってこない。

しかも台本(報告書)があり、校長はそれに沿って言葉を発するというおかしシチュエーション。

 

母親「息子はこの先生に殴られたんですよ!?」

校長「殴ったわけではなく鼻と手の接触です(キリッ)」

ここの安藤サクラの演技力がやばすぎて、この母親は敵に回しちゃいけんなって思うほど(笑)

 

これはきな臭い、、、

教師陣がいじめを隠蔽するからこいつらが怪物なのでは???

 

母親は機械的な話をする教師陣に怒りを覚えつつも堪え、「私は人間と話してるんです……(切れる寸前)」

 

そして、堪忍袋の緒が切れ…おいどりゃ!!!!とモンスターペアレント化(母親ののほうがこの時点では正しい)

 

ここのシーンになるまでの間のいくつかのサブストーリーがあり、母親もそれを把握している。

・校長は孫を車のバックの際に事故で亡くしている。しかも、轢き殺したのは校長の夫。

・校長がスーパーで買い物をしてる際に、走ってる子供の足をわざとひっかけて転ばした。

・保利先生は火災のあったガールズバーで飲んでいるのママ友に目撃されている。

 

数日後、保利先生と学校で対峙するシーンがあるのですが「あなたの息子さんは、いじめやってますよ。家にナイフや凶器とか持ってたりしません?」と言いだす先生。つい頭狂って妄想をいうようにおかしくなったのか、この先生と思いました。

 

しかし、湊がライターを持っていたのを発見し、いじめの相手とされる友達の星川依里役の柊木陽太の腕に火傷の痕があることを知る母親。

 

まさか、私の息子がいじめを……

 

しかし、依里くんは校長たちに、湊にイジメられたことはないと証言し、保利先生がいつも湊に暴力を振るっていると告げます。

 

最終的には校長を説得し、保護者たちをあつめ、保利先生が殴ったことを認め謝罪会見を開き、新聞などのメディアにも体罰教師と晒されるほどの大事件になり幕を閉じた。

 

一件落着、ちゃんちゃん♪っと。

 

んなわけねぇだろ!そんなんじゃ二時間持たんzou!!!(怪物の修造二度目)

 

台風が近づき、そんな大雨の最中、またしても湊くんが失踪します。

 

先生視点

なんと、ここでメイン主人公が瑛太に変わる。

そう、この映画の魅力的なもう一つの特徴は主人公が入れ替わるところにある。

みんなも好きでしょ?私、入れ替わってる~~

 

更に凝っているのが事件が起こる前の時系列から遡っていくから、そこに至る経緯が段々と分かるところにもあるんだ。

 

そして、刻は少し遡り…

保利先生はなんと彼女持ちのようで、しかも湊の親に詰め寄られた時の挙動不審さとは対照的にすごくモテる雰囲気な感じで明るくイチャついていた。

 

彼女役は高畑充希。腕組したり、同棲している部屋に戻って足でツンツンされてるのみたら彼女欲しいなぁって思った(笑)

でも、今日はカップル連れ独りもいなかったな。劇場は10人少し行く行かないかぐらいしかいなかった。

 

保利先生もガールズバーに通っているからかチャラい感じで男女の行為に絡もうとするがお預けされてて草。ほんと、よく見かける彼氏彼女を凄い体現していて役者凄いなぁって感心。これは見た後に絶対ヤるカップルいるやろ案件やな。

 

保利先生自体は新教師として赴任したばかりですが、自分の小学生の頃の作文を読んだり、それを課題にしたりクラスの子達と気さくでいい関係を築いてる感じでした。一体何があってあんな変な先生になってしまったんだ…

 

着任してからしばらくして、クラス異変に気づきます。

靴がゴミ箱に捨てられてたり、トイレのドアをロックされて閉じ込められたりしたのは発見し、依里くんがいじめられてるのではないかと…

 

そして心配になった先生は依里くんの家に行きます。

父親役の中村獅童が登場。

 

先生に自分の働いてる会社のことを語り「教師って給料少ないしっしょ?」などと言って、少し傲慢な性格のようだ。

 

そして、「あの子はダメです。豚の脳だから治してやらないと」と意味不明なことを言いました。

 

なんだなんだ???お父さんもやばい怪物なのか???

 

時間は少し進み、例の鼻接触事件へ。これもほんとに接触した程度だったが、学校の教師陣からの圧力により無実の先生は最終的には、学校側が保利先生に見切りをつけるかたちで学校での謝罪会見で「僕は殴ってしまいました」と冤罪となるような嘘を言ってしまったのです…

 

そこからは週刊誌に嗅ぎつけられ、好きだった彼女と別れます。

最後にキスをしますが、それももう関わらないで追ってこないでねっていうモテる女の高等テクニックですかね~まぁ体罰教師と関わりたい人なんて普通はいません。

 

ちなみにガールズバーに通っていたの噂が独り歩きしただけのようです。保利先生自体は彼女に一途な印象があるので、ストーリーが進むにつれてそれはないなって思いました。

 

そして、保利先生はやけになり、学校に再び向かいます。

そこで、湊に「先生、何もしてないよな??」と問い詰める。

真顔の笑顔は彼女や女性教師からもストーカーっぽいと定評がある瑛太の演技も素晴らしい。

 

湊はしてないと頷いて走り去るが階段から転落。またもや変な噂が広まる。

そのことから、もうどうしようもできないと悟り、屋上で自殺をしようと図る。

 

んが、とある理由で、思いとどまり、一旦自宅に戻る。

湊と依里の作文の秘められたメッセージに気づく。

 

台風の日にいなくなった湊を探すべく湊の母親の家に行き、土砂崩れが発生した廃電車の場所に向かう。埋もれている秘密基地を必死にかきわけ窓を開ける。

 

この窓も上から撮る描写ではなく、内側から撮る手法を用いているのが、もう助からないのでは?っという心情を観客たちに掻き立てるようでGOODでしたね。

 

校長先生視点

事故を起こした拘置所にいる夫と面会する校長。

孫の喪失感がよく表現されているシーン。

この夫がすごく優しい人柄で、たぶん妻の罪を被ったのは言うまでもないだろう。

 

校長と教師陣が湊の母親の来校に備えてリハーサルを行う、なんとも滑稽。

悪役のような存在を放つ校長だが、スーパーではしゃいでる子供に足をわざと引っ掛けたのは、走り回ったら危ないっというのを教えたかったからというレビューは面白かったですね。校長の鏡やん。

 

校長が床にこびりついた汚れをヘラでキレイにしているシーンがあります。

これもある考察では「強迫性障害」から影響されてるのでは?というのは面白かったです。

 

そして、昔は音楽家の先生だっとことを湊に言うシーン。

ずっと気になっていたブオ――ンという低音。

なんで、色んなところでこの音色が流れるのか??疑問に思ってたがこのシーンで一気に解決。トロンボーンとホルンの音色だったのだ。

それぞれの思いを乗せて吹く様は名シーンだと思う。

 

校長の「誰かにしか手に入らないものは、幸せって言わない」

これも名言ですね。オンリーワンになれってことかな?

亡くなった孫は手の届かないところにいるから幸せで過ごしているよねっていう祈りかも。

 

この音色を聴いた保利先生は自殺をやめたようだ。ようだっていうのはオレもここのところが曖昧で他のブログでそう書いてあるからそうなのかって、みんなよく覚えてるよね。映画泥棒並の記憶力あるの?シナリオブックとかあるみたいだからそういうので復習してるんかな。

湊&依里視点

実際に依里はいじめを受けていました。それは事実です。

女の子とばかり遊んでるから男子に宇宙人とネタにされたり、机を黒板消しで汚されたり、体操服も汚されたり、図工の時に描いている絵に水かけらたり、それはひどいものです。一番の怪物ですよ、いじめが。

 

湊はいじめられっ子も友達だから優しさなのか「僕とは関わらないでね」って最初は距離をとる言い方をしていました。保利先生からタンバリンの片付けをお願いされたときに二人きりになる機会がありました。その際に髪を撫でられ、その際に芽生えた感情が恋なのでは?っということを否定するために髪を切ったようです。ここはいじめられて自暴自棄になったわけではなかったんですね。

 

靴隠されたときも、裸足で歩いている依里を下校のときに見かけて、自分の靴をシェアしました!本当に小学5年生???心がイケメンじゃねーか。

 

他にも、いじめっ子が雑巾投げて遊んでるときに「湊もやれよ」って感じで迫られたけど、投げるのやめて、「お前、もしかしてこいつのことすきなんじゃねーの?(笑)」って展開になって子供特有の言い回しで「キース、キース」って茶化されたときに湊自身が騒いでかばったりとナイスキッズなんだよな。

 

仲良くなった二人は依里が遊んでる廃路線の秘密基地(電車)に行きます。

 

・電飾飾ったり車掌ごっこ

・知らない草の名前を教えた

・うなり笛ぶん回して山を駆け巡る(回して音がなる最古の楽器のひとつ)

・紙に絵を描いて、その描いたものをおでこに当て描いたものを当てる「怪物だーれだ」ゲームをした

 

充実した少年時代を過ごしていました。

 

猫の死骸を校舎で発見するシーンもあるんだけど、二人でそれを秘密基地の山で燃やそうとする。

 

湊「これで生まれ変われるね」

依里「火事にならないかな?」

湊「消防車は来るかもね」

 

水筒に泥水を組んで消火。これが泥の入った水筒の理由ですね。

消火したあとに湊はビルに放火したのは依里じゃないかと疑う。

これは依里の父親は酒が好きでガールズバーに通ってたみたいです。「お酒を飲むのは健康によくないんだよ」っていう伏線もあったりするので、概ね犯人らしいですが真相は焔の中。

 

廃電車内では前に挙げていた課題作文で秘密のメッセージを書きます♡

 

でも、仲良くなったことで禁断の雰囲気♂になってしまいました。

まさか、この映画がそういう展開に持っていくとは思わなかったので女性は腐女子は大興奮でしょうね。オレも興奮しました。あの唇のクローズアップショット。

 

一番初めに車から湊が飛び出したシーンがあるのですが、そのときに携帯から着信があったのです。それが依里からでした。図工で湊と依里が取っ組み合いの喧嘩をしてしまって、その日の秘密基地に依里は来ませんでした。しかし帰りの車で待っていた好きな子からの連絡、それは飛び降りるでしょうね。

 

大人だったら正直、そんなDIVE FOR YOUしないでしょ?

オレも子供に戻りたいなって心底思ったよ。

 

open.spotify.com

 

なんで俺がここでこんな赤い差し色をいれたかというと、このあと例の台風の日が来ます。湊は依里の家に行きますがどうやら鍵は空いている?ようで中にお邪魔すると浴室から水の音が……依里がぐったりと浴槽の中にいるではないか!!!!

 

そう、父親にDVされたのです。背中にも黒いアザがあったので。

理由は依里が男性のことが好きだから、躾としてだと思います。

だから父親は豚の脳と言っていたのです。間抜け+動物以下の様なニュアンスを揶揄したんだと。ちなみに動物でも同性愛はあるみたいですよ。

 

この水責めシーン前でも湊が依里の家に転校の詳細を聞くため訪れるシーンがあります。言葉はニュアンスで。

 

依里パパ「頭の病気が治ったから依里を転校させる。」

依里「僕、あっちの学校の〇〇ちゃん(女子の名前)好きなんだよね!元気でね!」

扉がバタンと閉まる。がっかりする湊。

 

扉がまた開き「ごめん!!!嘘!!!♡」

湊キュン死。そしてDV父に連行され罵声と指導された獅童だけに。

 

この人も演技うまいよね。

この嘘は神様も宇宙人も許してくれるぜ。

 

ラスト

嵐が去って、二人で秘密基地の自然豊かな緑を全速力で走りながら劇場全体が白く明るくなっていてそのままfinしたのがすごく印象に残っています。

 

うわああああああ、童心に戻るうううう。

 

あとは率直に「おっあそこで終わるんだ。」

母親と保利先生は助け出すところがないってことは死んだって考察してる人もいます。俺も最後いなかったなって不思議に思いました。でも、そういう考えもあるのかって。されども、俺はもし亡くなっていたとしてあの光はハッピーエンドだと確信しています。

 

この臨場感は映画館じゃないと絶対味わえません。ポップコーンのように。今回は買いませんでしたが、絶対に音を出してはいいけない作品だと思います。どんな作品もそうですが。

 

坂本龍一さんの音楽について

おれは人が死んでも音楽残って生きてると考えている。

エンドロールの手前で坂本龍一さんのご冥福をお祈りしますと出て、初めてここでこの人が作曲した曲なんだなって知った。

 

俺がこの記事に載せたBOOM BOOM SATELLITESのボーカルも亡くなっています。それでも、今も聴きたいときにずっと聴き続けてる。

亡くなっても存在する音楽も怪物だろう。

 

あとがき

Twitterでの公式キャンペーンのついでに感想を軽く書きましたが、本当に映画っコスパ凄いよね。制作に何千何億とかかるのにたったの1,000円弱でみれてしまうなんて、映画っていいですよね(名言)

 

 

映画『怪物』の、期待&感想をTwitterへ投稿しよう!
抽選で21名様にサイン入りグッズほかプレゼントが当たる!
第2弾:2023.6.2(金)~ 2023.6.30(金) 23:59

 

キャンペーンの締切も近いので是非、普段映画見る人も見ない人も劇場に足を運んでくれ!!

点数つけるなら100か0なので勿論100以上です。

ちなみにオレは泣いてません。アッパレという感情のほうが上回ったので。

色んな映画を見るために俺も寿命が尽きるまでは生きるよ。

 

あと、今日帰りにお爺さんが自転車の下敷きになっている珍事件があったんだ。バイク車道の端停めて、助けてあげても良かったけどできなかったんだよね。

通りすがりのサラリーマンにお爺ちゃんが声かけて結果的には救われたっぽいけど。

こんだけ良い映画もたのに良い行動?が出来なかった俺は怪物なのかどうなのか気持ちが揺らいだ。

 

一番の怪物の種は人間の感情なんだって。

んじゃ、次回もよろしくな。

 

記事制作をするにあたり記憶辿りで参考にしたサイトをまとめておきます。

考察あるものもあるので是非読んでみてください!

 

movie-original.com

 

cinemarche.net

 

cinephilie.jp

 

www.yomiuri.co.jp

note.com

 

cinemag-eiga.com

 

movie-architecture.com

filmarks.com