メメント・オレの生存記録

メメント・オレの生存記録

オレが生きた証を残したい。

ネパール人の陽気さを見習いたい

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私の現在の職業は物流倉庫での作業員です。
メインのお仕事は商品仕分けや検品業務及び雑務。環境は特殊で冷凍倉庫と呼ばれるところで働いています。まぁ、アルバイトしてはよく大手サイトで募集されてる職種の一つだと思います。場所によっては特殊勤務手当が払われるところも。

0度のチルドエリアをメインに働いていますが、たまにマイナス18度の冷凍エリアに足を運ぶ時もあります。もちろん防寒着は来てても寒いです。

私は社員ですが、特に難しいものでもなく、だれでもできる仕事をやっています。なので、無駄に時間を過ごしてしまうことも多々あり試行錯誤中。

作業的には朝の9時~17時までは働きっぱなし、休憩は1時間取れます。
何事もなければ。
ちなみに冷凍倉庫の繁忙期は主に8月と12月。

基本は変わり映えのない空間で毎日同じ作業を行います。残業はきちんと出ているのでいいですが、そこまで人間関係を円滑に行うスキルがない私にとっては、たまに苦な時もあります。

たまたまyoutubeを見ていたらメンタリスト DaiGoさんのチャンネルで「閉鎖的な空間は自分が偉いと思えちゃうところがやばい」という話を耳にしました。

確かにその通りだなぁって思いました。
今働いてるところでは、そこまでひどい環境ではないですが、別の倉庫では、年功序列がまぁまぁひどいところもありました。

そんな仕事環境事情はこれぐらいにしといて、タイトルの「ネパール人の陽気さを見習いたい」について話していきます。

◇◇◇

あれは私が、仕事での遅れを取り戻そうとしていて追われていた時、検品の業務をなんとか終え、パレットに積載していた商品にラップを巻く作業に移ろうとしていました。

そこで、ネパールの派遣、エベレストさん(仮名)が「手伝ってもいいですか?」と聞いてくれました。
ちなみに顔は濃い感じですが、たしか20代?普通に歴戦の戦士みたいな形相してるが…

私は「問題ないですよ~」と言ってラップ巻きの続きを行いました。

ですが、次の瞬間目にしたのは、エベレストさんがスキップをしながらラップを巻く姿。いつも陽気な人だとは思っていましたが、やっぱり海外の人は違うなぁ~って改めて感じました。

結構終盤の作業で、みんな疲れ切っているのをたぶん和ませるために行ったんだと自分は考えています。私にはあんな行動はできない……

そんな陽気なエベレストさんですが、数か月前にはお母さんを亡くしています。母親を亡くして、すぐの仕事で、いつものように陽気に振る舞うその逞しさと精神力。ただ単に仕事をしている自分とは全く違う世界にいることに衝撃でした。同じ立場だったら、たぶん私は野垂れ死んでると思います。

倉庫の作業は近年、多種⁈様な人種の人が働いています。もしかしたら夜勤作業は日本人のほうが少ないほど、外国籍の方が働いている?

色々な働く理由があると思いますが、海外の人は本当にバイタイリティーや前に出る姿勢がすごい。

そんな同じ職場で働くネパールのエベレストさんに感化されたnoteでした。

声をかけるって、何気なくても勇気いるよね。

あとがき
昼休憩中に読んでいた山田ズーニーさんの仕事に関して書かれている本です。読むと上司や部下との接し方を客観的に知ることができます。

それよりは、話に踏み込む術を身に着けていきたい今日この頃。

変わるのって難しい。

【追記】2021/12/05 
※この記事は以前noteにて投稿したものを再掲、再構成したものになります。
今でも、エベレストさんは元気に働いてますが、いつだか、足を痛めたためスキップを見ることはなくなりました(苦笑)

海外行ってみたいなぁ~